住所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-7-17 KAKiYAビル9F |
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電話番号 | 0452703201 |
URL | https://www.tpc.toray/technology/additive-print/index.html |
sales.tpc.ug@mail.toray |
JAXA様向け 液体ロケットエンジン用ターボポンプケーシング
高温ガスが流入するインレットマニホールドと極低温流体が流入する軸受けカートリッジが一体となったケーシング です。
【ポイント】
①高温ガスを流すことができる材質(耐熱材質)
②機械加工が困難な複雑形状
③高速回転部品との勘合部を高精度仕上げ加工
④各所に計測ポートを設け、各所の温度・圧力を監視できる構造を設計・実現
⑤材質はニッケル合金 ALLOY IN718
⑥サイズ φ185×厚み100×長さ250(㎜)
実物を展示しています!ブースまでぜひお越しください!
東レ・プレシジョンでは、航空宇宙分野で求められる耐熱性の材質で複雑形状の部品など、加工難易度が高く高精度が求められる製品を多くを手掛けています。
豊富な材料ラインナップから、お客様のご要望に最適な材料をご提案させていただきます。
弊社の金属3Dプリンターでは、次のような金属材料での造形が可能です。
【特長/主な用途】
●チタン(Ti64)
軽量で、生体との親和性が高いことから、航空機のほか、歯科用インプラント等の医療分野にも使われます。
●インコネル718
耐熱性が高いことから、航空機、自動車関連用途で使われます。
●ステンレス(SUS316L)
耐蝕性が高く、一般的な機械部品のほか食品や薬品の製造機器の部品などにも使われます。
●純タングステン(W)
遮蔽性能や耐熱性に優れる一方、加工が難しいといわれますが、高い加工技術を有する場合に、金属3Dプリンターにて造形されています。
医療分野の画像診断装置、放射線検査装置、装飾品などにも使われます。
金属3Dプリンター受託造形サービスと精密な2次加工の組み合わせで納品後、ダイレクトに装置への装着、使用が可能となります。
東レ・プレシジョンの金属3Dプリンター受託造形サービスでは、金属3Dプリンターでの製作後、表面/内面の磨き等の2次加工も社内で一貫して行います。
2次加工を見越した造形設計を行うため、よりお客様の要望に合った最適な製品を実現します。
【メリット】
・複雑形状の造形が可能
金属3Dプリンターは、造形できる金属部品の形状の自由度が高いのが大きなメリットです。従来の加工では不可能な形状も造形できることから、
性能向上や軽量化が求められる分野に広く活用されています。また、製作部品が万が一破損してしまった場合、3DCADデータがあれば、再製作することができ製品改良も容易に行えます。
・短期間で試作品を製作しやすい
3DCADデータがあれば、すぐに製作できるということから、試作品を短期間で製作できるというメリットがあります。
金型を製作しなくてもよいといった、コストを下げることができることもあるため、新規に金属部品の開発を行いたいというシーンにでも手軽に行えます。
・多品種少量製造が可能
金属3Dプリンターがあれば、基本的にコストは1回の造形時間と材料費のみとなります。 一度の造形で製作可能な限り同時に造形することでコストを抑えることも可能です。
また、形状を細かく変更して多品種の製作も可能です。これにより、従来の製作では高コストとなっていた多品種少量製造が容易に行えます。