住所 | 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6階 |
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URL | https://www.spcsft.com/ |
スペースシフトは地球上のあらゆる変化を捉えるため、衛星データを解析するAIアルゴリズムの開発・提供を行っております。次の分野での技術開発を行っており、POCやサービス導入を進めております。
【災害】
衛星データを利用して水害による浸水域・浸水深判定や豪雨後の土砂崩落域の判定を行うことができます。浸水域・浸水深判定ではAIでの判定に加えて、地上データと組み合わせにより精度の高い情報を提供でき、土砂崩落域の判定では、道路の寸断などの被害状況の迅速な把握に繋がります。
【都市】
衛星データをAIにより解析することで新規に建設された建物や、解体等で消失した建物を検知することができます。この技術を活用することで、都市エリアの開発状況を把握することが可能になります。
【農業】
SAR衛星と光学衛星を組み合わせた解析により、農作物の生育状況把握や収穫時期・収穫量予測を行うことができます、これらの情報をサプライチェーン上のあらゆる情報と連携する事により生産・流通の効率化等を可能にし、スマート農業に貢献します。
【海洋・安全保障】
港湾のコンテナの稼働状況モニタリングや、不審船の検知、海上の油膜の検知などを衛星データの解析により行うことができます。海運ルートの最適化や海底資源の探索への活用が期待されています。
【森林・生物多様性】
衛星データから樹冠を検知し、これをもとに森林蓄積量や二酸化炭素吸収量推定をする技術開発を進めております。衛星データを活用することで、広範囲かつ継続的なモニタリングを行うことができます。森林資源管理やカーボンクレジット創出への活用が期待されます。
【次世代技術】
SAR衛星から得られるRAWデータを直接解析する技術や、複数種の衛星データを複合的に解析する技術(バーチャルコンステレーション)を開発しています。特にRAWデータ解析では、衛星データを解析する前に画像化処理を行う従来の方法ではないため、情報欠損の防止や電力・データコストの大幅削減が可能になります。
地表面のミリ単位の沈下・隆起に加え、建造物単位の傾きを可視化することができる、干渉SAR技術(SqueeSAR™)を提供しています。
【ユースケース】
自治体 様(土地管理や災害対策への活用)
管理下にある地域や盛土を行った場所の地盤変位状況をミリ単位で把握することで、土地のリスク分析や防災・減災対策に活かすことができます。
建設会社 様(施工・管理計画への活用)
建設予定地の地盤変位状況の事前調査や、工事期間中及び施工後におけるモニタリングを通じ、安全な施工・管理計画の策定、運用が可能になります。また、水準測量の回数や測定点を減らすことができます。
インフラ管理会社 様(インフラ管理体制の効率化)
空港・橋梁・トンネル・発電所等の自社インフラの変位や周辺環境のモニタリングを通じて安全かつ効率的なインフラ管理が可能になります。一定期間のモニタリングでは季節変動と異常変位を区別することができ、メンテナンスの優先箇所の判定に役立ちます。また、水準測量の回数や計測点を減らすことができます。
サテラボは、衛星データと地上のデータを組み合わせることによって、これまでにない新たなビジネスを共創するプログラムです。特に、民間企業が主導するプログラムとして、社会実装・実ビジネスの加速に重点を置いております。定期的な会議やイベントを行うコミュニティではなく、宇宙産業に参画する企業様と共創パートナーとなり、事業開発およびサービス・ソリューションの実装に注力します。