住所 | 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル408 |
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電話番号 | 0362756877 |
URL | https://space-compass.com/ |
contact@space-compass.com |
‐Space Compassとは‐
Space Compass は2022年7月にNTT とスカパーJSATが設立した合弁会社です。
地上Terrestrial Networkと非地上Non-terrestrial Networkとを融合させる新たな宇宙ICTインフラ基盤である「宇宙統合コンピューティング・ネットワーク」の構築により、持続可能な社会を実現します。
‐宇宙統合コンピューティング・ネットワークとは‐
地上から約20kmの成層圏に浮かぶHAPS(High Altitude Platform Station)、宇宙空間の低軌道・静止軌道まで複数の軌道を統合します。それら非地上と、地上を光無線通信ネットワークで結びコンステレーションを構成し、分散コンピューティングによってさまざまなデータ処理を高度化します。また、地上のモバイル端末へのアクセス手段を提供し、超カバレッジを実現していきます。
Space Compassでは、「宇宙データセンタ事業」(宇宙における大容量通信・コンピューティング基盤)と「宇宙RAN事業」(Beyond 5G/6G におけるコミュニケーション基盤)の2事業を中心に、まず第一歩として光データサービスの提供と、HAPSの実用化を目指していきます。
‐HAPSとは‐
HAPSは地上約20km上空の成層圏を数か月に渡って無着陸で飛行し、地上への通信・観測サービスの提供を行う無人飛行体です。HAPSを利用することで、通信環境が整っていない空、海上、山間部における端末との高速大容量・低遅延の直接通信が可能となります。加えて、災害時における被災状況のリアルタイム観測や電力設備などの重要インフラ監視保守業務などにおける長期間の定点観測を、高精細映像で提供することが期待できます。
‐Space CompassのHAPSサービス‐
この高高度プラットフォームHAPSを活用して、当社は以下の2つのサービス提供を検討しております。
・Direct Access Service(通信サービス):
LTEまたは5G通信を提供。
スマートフォンへの直接接続を可能にし、上空や海上における通信、遠隔地や未開発地域へのネットワークカバレッジの拡大、災害時の通信環境提供に貢献します。
・リモートセンシングサービス:
高解像度の画像サービスを提供。
環境モニタリング、災害対応、インフラ管理をサポートするリアルタイムのデータ提供を検討しております。
観測衛星等により宇宙で収集される膨大な各種データを静止軌道衛星(GEO:Geostationary Orbit Satellite)経由で地上へ高速伝送します。
観測衛星から地上局に直接データ伝送をする既存サービスでは地上局と通信できるタイミングや電波による通信容量に制約があるのに対し、静止軌道衛星経由での光データ伝送を用いることで、大容量・準リアルタイムのデータ伝送が可能となります。