住所 | 調布市深大寺東町7丁目42番地23 |
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電話番号 | 0422413432 |
URL | https://www.enri.go.jp |
plan.s@enri.go.jp |
滑走路異物(FOD)監視技術および様々なセンシング技術を用いたシステムは、空港運用に係る安全性向上のために導入が進められています。FOD監視システムは、空港滑走路上のFODを自動的に探知し、空港運用者に情報を提供するシステムであり、空港運用を支える新しい監視システムです。FOD監視システムにより、FODに起因する事故を未然に防ぐだけではなく、空港滑走路を閉鎖して実施する滑走路点検の時間短縮を図ることが可能となります。これにより、空港滑走路利用効率の向上および空港滑走路閉鎖に伴う航空機の上空待機時間の低減が図れ、CO2排出削減が期待できます。本展示では研究紹介および羽田空港に設置している滑走路異物監視システム評価装置のデモンストレーションを実施します。
近年、次世代航空モビリティ(空飛ぶクルマ(AAM/UAM, eVTOL 等とも呼ばれる)や無人航空機(sUAS、ドローン等とも呼ばれる) 等を含む、新たな航空機全般)と呼ばれる新たな航空機が登場しています。次世代航空モビリティはこれまでの航空機とは異なる飛び方をすることがあるため、次世代航空モビリティと既存の航空機が安全に共存する方法を構築する必要があります。本研究では特に、次世代航空モビリティと既存の航空機が安全、かつ円滑に共存することができる、低高度の運用環境の構築を目指しています。
【実験用航空機】
本航空機は、当研究所で試作・開発された研究システムを搭載して、実際の飛行による実験や評価試験を行うための実験用航空機で、通信・航法・監視等の様々な研究に活用されています。
型式:ビーチクラフトB300(キングエア350)
全長:14.23m
全幅:17.65m
全高:4.36m
登録番号:JA35EN
【電波無響室】
電波無響室は電波を使う機器に対して無限に広い空間と同じ環境条件を提供する施設です。
この部屋は、大きな鉄板のシールド箱により、外部から侵入する電波を遮蔽し、内部の電波の漏洩を抑えます。
また、内部で発生した電波は内壁の電波吸収体で吸収されて、無反射状態を作り出します。
電波無響室は、電波を使用するレーダや通信機の性能試験やアンテナの送受信特性を測定するために使用されています。