住所 | 京都府久世郡久御山町佐山新開地51 |
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電話番号 | 0774435651 |
URL | https://www.kk-chukin.co.jp/ |
yanot@kk-chukin.co.jp |
ロボットに使用されているパーツは1個づつ処理を分けています。色が付いたパーツは一見すると染色アルマイト処理に見えますが、実際は当社で開発した染色硬質アルマイト(ダイアノ”CL”)になります。
硬質アルマイトは生成した皮膜色の色が黒灰色や、褐色を帯びた灰色の色調になる為、黒色以外の染色には適していません。
開発したダイアノ”CL”は、透明度が高く、黒色以外の染色でも鮮やかな外観の仕上がりになるのが特徴です。硬質アルマイトの性能を保持したまま、外観美にも対応した皮膜になります。
染色アルマイトは白アルマイト皮膜に染色を行うのが一般的ですが、お客様から硬質アルマイトの性能を持ちつつ、染色ができないか?という問い合わせを受け、ダイアノ”CL”を開発しました。当社ではお客様の悩みを解決できるような、皮膜の開発を行います。
飛行機の骨組みには化学皮膜処理を行っています。
処理液は米軍SPECであるMIL規格の化学皮膜処理液(QPL-81706)に指定されている「BONDERITE M-CR 1200S AERO」を使用しています。
淡黄色〜黄褐色の外観が特徴です。皮膜をつける事で耐食性・塗装密着性の向上になり、皮膜の電気抵抗がきわめて小さいので電子部品にもご使用いただけます。
また、土台となるベース部分には弊社のロゴマークに染色アルマイトをつけられるよう、
マスキングを行うことで、部分的に青アルマイト処理を行っています。
複雑な形状の製品に対して、皮膜をつけたくない箇所がある場合は、
当社の培ったマスキング技術にてお役に立つことができます。
こちらの展示品は株式会社和興様(小間番号W2-009)で作られたメタルモデルの「骨飛行機」を使用させていただきました。
実際の航空機にも使用されるアルミ合金が用いられており、精巧な作りには圧倒されました。
表面処理を行った「骨飛行機」は当日展示しますので、ご来場の際は是非見ていっていただければ幸いです。