小間番号:W4-036 GROB Japan株式会社

出展カテゴリー

メインカテゴリー1 航空
サブカテゴリー1 製造・加工
メインカテゴリー2 UAM・脱炭素
サブカテゴリー2 脱炭素
メインカテゴリー3 研究開発・エンターテインメント
サブカテゴリー3 ITソリューション

連絡先

住所 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜LMT4410
電話番号 0454143390
URL https://www.grobgroup.com/jp/
Email info@jp.grobgroup.com

主な出展物1

Gシリーズ マシニングセンター

 GROBのGシリーズ横型同時5軸マシニングセンターは、独自の軸構成と主軸の「トンネルコンセプト」により、高い剛性を発揮しかつ工具交換時にワークエリアに工具が干渉しません。これにより航空宇宙のアルミフレーム部品からチタンのブリスクまで1つのマシンコンセプトで幅広いお客様のワークを加工することができます。また更に旋削加工が可能な同時5軸ミルターンマシニングセンターのオプションも提供しており、多種多様な加工を1台で実現可能です。
 トンネルコンセプトによりGシリーズのマシニングセンターはZ軸の移動距離が非常に長く、近接性を備えながらも同時にロングツールの使用も可能なため、100mmの短い工具から500mm超のロングツールまで多様なツールをワークとの干渉を気にせず使うことができます。更にA軸の回転範囲が230°(-185°から+45°)と広く、テーブルを反転した状態で加工するオーバーヘッドマシニングによる簡単かつ効率的な切粉処理を行うことができます。
 マシンラインナップとしてはテーブル直径 ⌀ 380mmのG150、テーブル直径 ⌀ 570mmのG350、テーブル直径 ⌀ 770mmのG550、テーブル直径 ⌀ 950mmのG750の4種類を展開しております。オプションとして、HSK-A80スピンドル(G350のみ)、エンジンブレードの量産加工用に、芯押し台付きテーブルやクランプアーム付きタンデム駆動テーブルも選択可能です。

主な出展物2

GROB自動化ソリューション

 GROBはパレットチェンジャーだけでなく、ロボットによる量産加工セルやAMR(Autonomous Mobile Robot: 自律走行搬送ロボット)とマシニングセンターとの組み合わせといった多種多様な自動化ソリューションを提供しております。昨今人手不足が製造業で大きなテーマとなっていますが、GROBはお客様の加工内容や自動化要望に合わせた自動化提案によりお客様の製造ライン最適化をサポートいたします。
 量産加工ロボットセルについて、ロボットがワークとパレットの両方をハンドリングすることで、ブロック材・丸棒材のロボット直接投入による量産製造とマニュアルでの段取りステーションでの単品製造を両立することができます。これにより中品種中量生産または大量生産品と少量生産品の混流生産を可能にします。
 GROBのAMRを使った自動化ソリューションは、複数のマシンへのパレット搬送だけでなく、工具の搬送、検査機など他の設備との接続、マシンの追加設置など将来的な拡張に柔軟に対応可能と、非常に高度で複雑な自動化を実現可能です。AMRユニットについても、搬送ロボットに搭載されたカメラとLIDARにより設置物と歩行者をリアルタイムで自動判定しており、従来の磁気テープ設置型のAGVと違い、柔軟性高くかつ簡単に導入することが可能です。専用のプログラムやティーチングもほぼ必要なく、複数のAMR間でデータを共有することで工場内マップの更新も行いルートの最適化を常に行います。

主な出展物3

電動モーター巻線機・組立機

 近年、航空宇宙の分野においても航空機の電動化やeVTOL、電動航空機という言葉を聞くようになりましたが、GROBは自動車業界での経験と実績を元に航空機向けにも電動モーターの組立設備を提供しております。ステーター組立、ローター組立、モーターユニット組立、ギアボックスユニットの機械加工といった複数の電動化ソリューションを提供可能です。
 特に巻線機についてGROBではCNCとロボットグリッパーを使って銅線を曲げる方式を採用しているため、金型の曲げよりも自由度が高くかつ複数種類の銅線ピンを1つの機械で製造することができます。試作生産に近い少ない数量から大規模生産まで同じマシンコンセプトで対応可能です。
また、製造用の設備の提供だけでなく、試作や製品開発協力、SE(simultaneous engineering)も行っており、電動化プロジェクトの初期段階からお客様をサポートします。電動化という新しい領域に向けてぜひGROBの長年の経験と幅広いネットワークをご活用ください。


出展企業一覧へ戻る