JA2012のビジネスメリット

宇宙関連の充実

宇宙は国の安全・安心や社会生活の向上にとって必要不可欠なインフラです。
日本は、1966年に初めて人工衛星「おおすみ」を打ち上げ、自国のロケットで自国の衛星を打ち上げた世界4番目の国となりました。その後、1977年に静止衛星の打ち上げに成功し、現在に至るまで、気象衛星、通信・放送衛星、準天頂衛星システム、地球観測・資源探査衛星、惑星探査衛星等を打ち上げ、貴重な学術データの採集に貢献しています。中でも、2003年7月に打ち上げられた惑星探査機「はやぶさ」は、2005年11月に地球から約60億キロ離れた小惑星イトカワに着陸し、2010年6月にはイトカワの惑星物質を日本に持ち帰るという世界的快挙を成し遂げました。
また、自主的な宇宙の開発・利用を目的として、液体ロケットでは世界レベルである95%の成功率を誇るH-Ⅱロケットを、固体ロケットでは世界最大規模を誇るM-V等の各種ロケットシステムを開発運用しています。さらに、2009年9月と2011年1月には、無人宇宙ステーション補給機(HTV)を搭載したH-ⅡBロケットの打ち上げに成功し、国際宇宙ステーションへ物資を補給するという重要な任務を遂行しました。
本展では、このような日本の宇宙関連技術や宇宙産業の歴史と展望をご紹介します。

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